Column コラムCM撮影の“要”香盤表とは?

香盤表(こうばんひょう)とは?

香盤表とは撮影、またはロケの当日の段取り表のことで、カメラ、美術セット、照明、録音、タレント、ヘアメイク、衣装チェンジ、天気など無駄なく撮るためのタイムスケジュールを一つの表にまとめたものです。
香盤表(こうばんひょう)という名前は、もともとは仏教用語で、お線香をあげる台のことを「香盤」と呼んでおり、一人何役も演じる歌舞伎の役名と出番を一目でわかるようにまとめた一覧表が似ていたことから香盤表と呼ばれるようになりました。
今ではCM、映画、ドラマなどの撮影前には必ず要る全ての要となるものです。
CM制作においては、プロダクションマネージャー(制作進行)がこの香盤表を作り、全てのスタッフに配布します。
そして、“オールスタッフ打ち合わせ”という撮影前の打ち合わせは、この香盤表を中心に最終打ち合わせをして細かい調整をしていき、そこでスタッフからの指摘があれば修正し、本番に臨むことになるのです。
プロダクションマネージャーは、この香盤表がきちんと書けるようになって初めて一人前と認められます。
CMは「撮影まで終われば80%の仕事が終わったと同じ」と言われているので、この撮影をいかに無駄なく進めていくかが重要です。
香盤表(こうばんひょう)とは?

香盤表に記入する事項とポイントについて

だいたいが一番左に時間、その横にシーンナンバーとシュチュエーション、その右側に演出コンテの一コマを張り付け、出演者とそれにかかわるヘアメイクやスタイリスト、通訳といったスタッフに関すること、その右側に撮影に関わることを書きこみます。
カメラワーク、カメラ位置、照明、クレーンやドーリーなどを使うのであればその特機関係、同録の場合やプレイバック撮影の場合は撮影機材にも関係してくるので、そういった内容も重要です。
美術のセット替え、カメラ位置替え、衣装替えなどの時間、休憩時間、タレントやカメラマン、録音部のスケジュール、ロケであれば天気や移動時間も計算し、一番効率的に撮り進めていく順番をだいたいの時間を予想して書きます。
香盤表を書く上でのポイントは、考えているよりも長めに書いておくことです。
撮影はだいたいが必ずと言っていいほどおします。
各シーンで少しずつおして、最終的にかなり終了時間が予定とずれて「仕切り悪いなぁ」と言われてしまいます。
香盤表を書くときに「こんなにかかる?」と言われたとしても、長めに書いておくことでちょうどよい位に終わるでしょう。
もし、だいぶ早めに終了したとしても、早く終わって文句を言う人はいないので安心してください。
香盤表に記入する事項とポイントについて


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