Column コラムCMに必要なノンモンを極める

non-modulatio

ノンモンは、CM制作など映像業界に関わっている人にとっては、馴染み深い言葉でしょう。
non-modulatioを略したこの言葉は、映像の切り替え時に起こる無音状態を指します。
CMの後のCM、または番組の後のCM。
こうした切り替わりの際に、映像と同時にすぐに音声が流れるという事はまずありません。
その無音時間によるのりしろは、0.5秒程度でしょう。
つまり15秒のCMの場合、音声が有効になるのは14秒なのです。
なぜわざわざそんな時間を設けているのかというと、それをしないとCMとCM(番組とCM)が繋がってしまうからです。
音声が繋がることによりさっきのCMが続いていると勘違いしてしまう人もいるかもしれません。
またそのことはスポンサーの迷惑にもなります。
ノンモンという音声の区切りを設けていることにより、視聴者が違和感なくテレビを見ることができるのです。
0.5秒というのは一瞬とはいえ、それがズレてしまうとどこかチグハグなCMになってしまいます。
だからこそ、CM制作者はノンモンには気を使わなくていけないのです。
non-modulatio

ノンモンを極めよう

ノンモンの編集が雑だった場合は、映像と音声が合っていない事態に陥ることもあります。
それは、普通に見ている人には気付かないのかもしれません。
しかし微かな違和感を持ってしまい、具体的にどこかはわからないけど何かこのCM気持ち悪いな。
そのような感想を持ってしまう人もいるかもしれません。
また近年では、番組がインターネットで配信をされる事も考える必要があります。
わざわざリモコンを使用するテレビと違い、インターネットではクリック一つで一時停止をする事ができます。
それで違和感の正体に気付く人もいるでしょう。
そのことにより商品イメージまで悪くなるというのは、もしかしたら考えすぎなのかもしれません。
しかしCM制作者は、少しでもそうしたリスクを無くすためにノンモンと真摯に向き合う必要があります。

ノンモンを極めよう

より良いCM作りを目指すのなら、CM制作者はノンモンの存在を無視することはできません。
スムーズに、違和感なく視聴者がCMの内容に耳を傾けることができるように。
編集技術が未成熟な場合はノンモンは厄介な敵になるかもしれません。
上手く編集することができると業界で勝ち残るための大きな武器となることでしょう。
ノンモンを極める事は、これからのCM制作においてもプラスとなります。

お問い合せはこちらから Contact

Pgae top